POLICY
肥料を「ごはん」や「おかず」に例えると、土壌に与える肥料は食物が育つためには「ごはん」だけでなく、 様々な種類の要素「おかず」を環境に合わせてバランスよく与えることが大切だと考えています。
微量要素は植物中にある多くの酵素に含まれており、植物体内での物質の酸化作用あるいは還元作用に関与しています。一方、多量要素は植物体を構成する元素となったり、植物体の物質代謝に重要な働きをしています。
微量要素が足りなかったり(欠乏)、多すぎる(過剰)と、作物は健全に生育できなくなり、障害が発生します。
こうした障害は発生してから対策しても直りません。常に微量要素を補給し、欠乏が発生しないようにする必要があります。
土壌改良材とは…
土壌を物理性、化学性、生物性を改良して、地力や作物の生産性を高めることを目的に施す資材です。
その種類は動植物質、微生物質、鉱物質、合成化合物など多数あり、期待する効果に応じ選択します。
わが国の農業は同じ種類の作物を同じ圃場で連作するケースが多く、養分や土壌環境のバランスが崩れ、作物の収量や品質が低下する、いわゆる連作障害が多く見受けられます。
土壌改良材を有効に活用する事でこれらを回避し、よりよい作物をつくりましょう。
※販売店(農業アドバイザー)からの指導を受けることが大事です。
※秀品率向上や安定収穫には定期的な土壌診断をお勧めします。→3年に1回がベスト!
PROCESS
昭和肥料の肥料製造工程です。
肥料、土壌改良剤製造工程のほぼすべてが機械化されており、高品質の製品づくりが行われています。
原料をショベルローダを使用し、ホッパーに投入します。
ロータリードライヤーで原料を乾燥させて、ボールミルで粉砕します。
粉砕した原料をバックミルで混ぜ合わせます。
パン型造粒機で粒状にします。
粒状になった製品を乾燥・冷却します。
篩にかけ製品の粒のムラを無くします。
製品の袋詰め作業をおこないます。
ロボットによるパレット積みを行い、フォークリフトを使い製品倉庫へ運搬します。
いよいよ代理店、取扱店などに出荷です。